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歯科臨床研修内容および募集について

病院全景 歯科口腔外科部長 東森 秀年
研修施設の概要

歯科医師臨床研修責任者の役職・氏名

院長:小野哲也
歯科口腔外科部長代理:東森秀年(とうもりひでとし)
標榜科:歯科口腔外科
歯科医師数:常勤3名(内指導医数:1名)
非常勤1名
歯科衛生士数:常勤3名
歯科技工士数:非常勤1名
看護師数:常勤3名
ユニット,チェアー数:5台
一日平均外来患者数:42名
年間入院患者数:62名

施設の特徴

明治37年に 呉海軍工廠職工共済会病院として開設され,明治42年に歯科が設置された歴史ある病院である。現在25の診療科,440床を有する地域の中核的な総合病院で,呉市および近郊に在住する人々のための病院として,地域密着型の医療およびケアを実施している。
近年の歯科医院過剰や患者ニーズの多様化を受け,さらなる病院機能・サービスの向上を図るため,一般の歯科医院では対応困難な,口腔外科疾患の手術や処置に力を入れ,地域の開業歯科医院との病診連携を行っている。

歯科医師臨床研修プログラムの目的と特徴

基本的な歯科技術のみならず,病院高次機能を活用した入院,手術症例を含む口腔外科疾患や特殊な補綴処置等,より専門性の高い症例についても学ぶ。
また,他科入院患者等の全身管理下での歯科診療や口腔ケアなど,医科と歯科の連携体制および地域歯科医療機関と病院歯科との連携体制についても研修する。

施設へのアクセス

[電車]JR呉線 呉駅下車徒歩7分 
(広島駅〜呉駅 快速26分)
[バス]クレアライン 呉駅(そごう)前 下車徒歩6分
(大学病院南門前〜呉駅(そごう)前 25分) 
[タクシー]呉駅前より2分
[徒歩]呉駅前より7分

病院の理念

1.高度・良質の医療
2.最善の奉仕
3.研鑽と協調
4.地域医療の支援

病院の基本方針

1.良質で,適切な医療の提供に努めます。
2.患者様の権利を尊重し,患者様の満足・安心・信頼を追求します。
3.新しい知識と技術を積極的に習得し,常に質の高い先進的医療を行います。
4.地域の中核病院として,地域社会の要請に応えうる医療を提供します。
5.職員が意欲を持って働ける病院をめざします。
6.次代を担う有能な医療従事者の育成をめざします。
7.専門的ながん医療の提供に努めます。
8.国内での医療救護活動に積極的に参加します。

歯科口腔外科の特徴

当院は病院歯科と地域の一般歯科医院との連携により,地域全体の歯科医療の向上を目指す。歯科診療のなかでも一般の歯科医院では対応困難な,口腔外科疾患の手術・処置および特殊な補綴処置等,より専門性の高い疾患を対象に,病院高次機能を活用した高度な医療を提供し地域の歯科医療に貢献する。
また,心疾患・糖尿病・脳血管障害などの基礎疾患がある人や当院に入院中の患者の,一般歯科治療や口腔ケアも担当医師や麻酔科等との連携をとり,全身管理のもと安全に治療を行う。

病院の主要設備など

1)歯科用ユニット 5台
2)CO2レーザー
3)歯科用デジタルX線装置
4)口腔外吸引装置
5)オートクレーブ
6)CT画像解析装置
7)各種モニター,心肺蘇生器
8)手術室
9)図書室,研修室
10)更衣室(ロッカー),控え室

航空写真(映画「海猿」の舞台にもなった)


診療室

平面図

手術風景

処遇に関する事項

 勤 務 形 態  常勤(当院で定めた勤務時間の全てを勤務とする)
 研 修 手 当  基本手当 300,000円/月  賞与 200,000円/年
 勤 務 時 間  8:30 〜 17:15
 休  暇  有給休暇 14日   その他(夏季休暇,年末年始)
 時間外勤務の有無  有 ( 時間外手当,休日手当 有 )
 当 直 有 無  無
 宿 舎  有(当院指定のものについては無料)    
 病 院 内 の 室  有
 公的医療保険  有(社会保険) 
 公的年金保険  有(厚生年金)
 労働者災害補償保険  有  
 国家・地方公務員災害補償法の適用  無
 雇 用 保 険  有
 健 康 診 断  年1回
 歯科医師賠償責任保険に関する事項  病院において加入(有)  個人加入(任意)
 学会,研究会等への参加  可
 学会,研究会等への参加費用支給  有

平成25年度 歯科臨床研修医公募スケジュール

 1 募集予定人数  歯科医師臨床研修プログラム  1名
 2 応募資格  平成25年歯科医師国家試験受験予定者
 3 試験実施日  平成24年7月24日(火) 筆記13:00〜13:50  面接14:00〜
 平成24年8月  7日(火) 筆記13:00〜13:50  面接14:00〜
 4 試験場所  筆記  西館5階 第1会議室
 面接  西館5階 第3会議室
 5 試験内容  筆記試験・面接
 6 出願書類  履歴書・卒業見込証明書
 7 研修開始日  平成25年4月1日(1年間)
 8 応募連絡先  〒 737-8505 広島県呉市西中央2丁目3−28
国家公務員共済組合連合会 呉共済病院
総務課 数実 誠
TEL 0823-22-2111
E-mail m-kazumi@kure-kyosai.jp

研修を希望される歯学生の方々へのお知らせ


 

氏  名:安田 雅美
現  職:広島大学医歯薬学大学院(口腔外科学教室)
卒業年度:平成19年 福岡歯科大学卒


 私は平成19年5月〜10月までの5ヶ月間、呉共済病院歯科口腔外科での研修をさせて頂きました。
総合病院内の歯科口腔外科ということで、他の歯科医院以外に他科(医科)からの紹介も多く、一般開業医では経験できないような多くの全身疾患をもった方がこられ、口腔内の状態も様々です。そのため、全身の状態、病態等の把握にはそれなりの知識が要求され、他科へのコンサルト能力も鍛えられてきます。さらに、週に一回のペースで手術もあります。5ヶ月間という短い間ですが、内容がとても濃く、かなり勉強になりました。ですが、やはり期間が短かったですね・・・
診療室では、東森先生をはじめ、新土井先生、スタッフの方々や、同じ階の他の科の先生方に大変助けていただきました。雰囲気が大変明るくて、とても居ごこちが良く、研修にはかなりよい環境だと思います。
さらに、私は毎週一回、呉共済のフットサルの練習に参加しており、そこでもさらにいろんな先生方、スタッフの方との交流を広げることができました。ほかにも、バレーや他のスポーツの練習も行われています。
積極的に人の輪に参加していけば、必ずみんな応えてくれますし、皆、とても優しくて優秀な方々ばかりです。研修先を探している学生の皆さん、口腔外科医を目指している方はもちろんのこと、そうでない方も是非この環境を味わってみてください。必ず役に立つと思いますし、また歯科医療に対する考え方も深くなっていくと思います。
 

 

氏  名:新城 尊徳
現  職:歯科研修医
卒業年度:平成20年 広島大学卒


 広島大学病院歯科研修医で,5月より11月まで半年間出向で研修をさせていただいています、新城尊徳と言います。現在こちらで研修3か月目、いろいろと仕事を任されるようになってきて、充実した毎日を送っています。
ここで、僕が感じているここの研修の大きな特徴をいくつか紹介します。
まず、スタッフの雰囲気の良さです。医長の東森先生はとても優しく、かつ丁寧に面倒を見てくださいます。患者さんをとても大切にされる診療の姿勢を間近で見ることができて、とても研修医としてためになります。医長先生をはじめ、スタッフの方すべてが優しく、いい雰囲気の歯科外来を作っていると肌身で実感しています。
また、入院患者さんとのコミュニケーションを積極的にとることができるのも非常に貴重な経験です。毎日、患者さんの口腔ケアをしたり、病室へ訪問してお話をしたり、ラポールを築くという経験ができるのは、病院歯科ならではのポイントだと思います。
そして、少数精鋭の科だからこそ、研修医にいろいろと仕事をさせてもらえます。また、自分から求めれば求めるだけさまざまなことを経験できることも強みです。実際、僕自身、口腔ケアはもとより、口腔外科処置、根管治療やう蝕処置もたくさん経験しました。オペ室での大きな手術のアシスタントも経験しました。初診患者さんの問診もよく任されますが、そのほとんどが紹介患者さんです。なので、普通の開業医で診ることが困難な、全身的な背景が複雑な方が多く、そういった方々に問診をとると必然的に幅広い知識を学ぶことができます。この視点は、一般歯科だとなかなか身につけることが難しいスキルだと思います。ほかにも、種々の研修会や歯科医師会に参加することができ、通常の補綴や歯周治療だけでなく、全身的な視点、大きな視野を持つ歯科医にどんどん成長しているのがわかります。
(これから研修先を考えているみなさんへ)
研修医というのは、自分のこれからの長い歯科医人生における、基盤作りの時期であるといえます。どうせ同じ研修をするなら、ありふれた環境での同じような内容より、もっと大事なことを学べる施設で研修されてはいかがでしょうか。建物は基礎が強固であればあるほど、より大きく、荘厳なものを作ることができます。一度、見学に来て観てください。以上です。
 

呉共済病院での研修を終えて

 


氏  名:和田 健志
現  職:広島大学医歯薬学大学院(歯周病態学研究室)
卒業年度:平成20年 東京歯科大学卒

広島大学病院から半年間の出向という形で半年間、呉共済病院で研修させていただきました和田健志です。
呉共済病院は口腔外科という専門性の高い分野での研修と、全身管理が基本から学べると聞き、マッチングを受けました。研修期間中は、呉共済病院では基本的な歯科技術のみならず,入院患者,手術症例を含む口腔外科疾患など、一般歯科では経験できないより専門性の高い症例についても学ぶことができ、 また,他科入院患者等の歯科診療や口腔ケアなど,医科と歯科の連携体制、及び地域歯科医療機関と病院歯科との病診連携についても研修することができました。
呉共済病院の歯科のそのほとんどの患者は紹介されてこられる患者なので、初めは開業医の先生方ができない、判らないということで紹介されてくる患者を研修医の自分が診療できるのか不安でしかたありませんでした。しかし、 指導医の先生は診療での分からないことがあれば、分かるまで指導してくださり、すぐにフィードバックをしていただけるので、次の患者さんからすぐに改善でき、実践できるので、そういった不安はすぐになくなり、先生の指導の下、自信を付けながら診療できたと思います。
また、先生方や衛生士さん達はとても勉強熱心で、半年の間に色々な勉強会に誘っていただき、呉共済病院に来なければ関心を持つことがなかった分野も勉強でき、とても充実した研修が送ることができました。
優しく指導熱心な先生方、素敵な衛生士さん達と半年という短い間でしたが、一緒に働くことができ、本当に自分の始まったばかりの歯科人生の中での大きな財産になったと思います。

 

 
氏  名:阿部 省二
現  職:歯科研修医
卒業年度:平成21年 広島大学卒

私はH21.4〜H22.3の1年間の予定で、当病院専任の歯科研修医として現在研修に励んでおります。
ここでの研修の特徴は、やはり総合病院ならではの多様性・高度性です。
地域の医療機関からと院内の紹介患者さんが中心ということで、困難な症例や全身的な疾患への配慮が必要な症例を多く経験できます。特に全身疾患への対処は、今後高齢化が進んでいく将来を見据えれば大変重要なことと感じています。
また口腔外科手術に介助医として参加させて頂けることで、骨折・顎変形症・良性腫瘍・嚢胞・インプラントなどの手術を間近で勉強することができます。もちろん他科や他の医療機関との連携を含めた術前・術後の管理も、学ぶことができます。研修医は1人ですから仕事を任される機会も多く、手術の一連の流れをつかむ環境としては最適だと思います。
また、当院では口腔ケアにも力を入れており、他科の術前・術後の口腔ケア、がんの化学療法の副作用に対しての口腔ケア、入院中の感染症予防や栄養サポート、QOL向上のための口腔ケアなど様々なケースを学ぶことができます。
今後は、全人的医療・チーム医療の中の歯科口腔外科というアプローチがとても重要となってきますが、その中でも口腔ケアが最も重要な鍵になると思われます。口腔ケアを通じて他職種との交流を図り、歯科・口腔外科が医療の進歩のためにどうあるべきかを肌で感じることができることと思います。
また全人的医療という面では、医科の先生方や研修医、薬剤師さんや看護師さんや技師さんなどのコメディカルの方など、広く医療全体のことを学ぶ機会に恵まれているということがあります。全身疾患や各種検査、麻酔、入院、薬剤等、解らないことがあるとすぐ質問できる環境にあることは、想像以上に有難いことでした。
加えて特筆すべきこととしては、当科のスタッフはとても勉強熱心であることです。院内で開かれる歯科以外の勉強会や歯科医師会や学会、メーカー等が開催する研修会や学会に、全スタッフが大変勢力的に参加しています。常に研鑽を積む姿勢にとても刺激を受けますし、そういった研修会等に参加し、新たな情報を収集したり他の参加者との交流を図ることの大切さを知ることができました。
科内の雰囲気はアットホームで、あらゆることにきめ細かく御指導頂けることのメリットがあります。みんなが力を合わせて目指す医療を作り上げている当科は、歯科医師の第一歩である研修医には理想的な環境ではないかと思います。
来年度研修の方は、ぜひ一度見学に来て頂けたらと思います。



 
 



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