検査部について
検査部は総勢23名のスタッフにより、患者さんを第一に考え、検体検査(一般、血液、生化学、免疫血清、輸血、微生物)及び生理検査(心電図、各種超音波検査、肺機能、脳波、神経伝達速度など)を実施しています。特に検体検査では24時間体制で検査を行い、生理検査では緊急心臓カテーテル治療のスタッフとして夜間待機を行っています。
検査情報を医師へ正確かつ迅速に提供し、病気の診断、治療などの一端を担っています。また、広報誌「検査だより」の発行、採血をはじめ、心臓カテーテル検査、糖尿病療養指導、感染制御チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、骨粗鬆症リエゾンサービスチーム、検査相談室などの臨床支援体制を確立し、チーム医療の一員として活動しています。
検査部 部長/藤原 謙太
検査部理念
「当院の理念に基づき私たちは患者さんのための検査を心がけます」
これを基本理念とし、患者さんを第一に考え、検査値に責任を持って毎日の臨床検査業務に従事しています。
検査値より患者さんの病態を推測し、臨床に貢献できるよう心がけています。
精度管理
- ・外部精度管理(日本臨床検査技師会、広島県臨床検査技師会、広島県医師会)
- ・内部精度管理、その他、機器・試薬メーカーユーザーサーベイ
日本臨床衛生検査技師会精度保証施設認証
日本臨床衛生検査技師会精度保証施設認証制度において、日本臨床検査標準化協議会と共に『精度保証認定施設』として平成24年4月1日付けで認証されました。これは、日頃の内部精度管理、日本臨床衛生検査技師精度管理調査や広島県医師会臨床検査精度管理調査、広島県標準化事業等の外部精度管理調査の状況がまず厳しくチェックされ、当検査部が提供する臨床検査値は標準化され、かつ精度が保証されているとの評価を受けました。また、生涯教育をはじめ、検査部全体の標準化に対する体制が高く評価されて認証に至り継続しています。

検体検査とは
生理検査とは
直接患者さんに接して行う検査です。各種診断機器を用いて生体からの情報を記録します。例えば脳や心臓の電気的現象(心電図、脳波など)を波形として記録したり、各臓器の形状、性状を画像として表示(超音波検査など)したりします。いずれの検査も十分な説明を行い、患者さんに協力していただきながら安全に検査を進めますので、不安に感じることなどがあれば遠慮せず申し出てください。
生理検査の詳細はこちら検査相談室
患者さんの検査オーダーに関する疑問にベテランの臨床検査技師がわかりやすく説明を行い、患者さんの不安を少しでも取り除くことができるよう、検体検査受付に窓口を設けています。
検査相談室の詳細はこちらスタッフ
臨床検査技師 20名
検査助手 2名
認定血液検査技師 2名
認定一般検査技師 3名
ひろしま肝疾患コーディネーター 1名